日々の楽しみ、朝ドラ
もきち一家は沖縄が大好き。
今回NHKの朝ドラが沖縄の舞台とあって、始まる前から楽しみにしててん。
今ブログを書いている時が東京編の始まりらへんやけど、
これからどんどん話が盛り上がっていきそうで嬉しい反面、
本土復帰を記念したドラマなら、
もっと沖縄で物語を描いて欲しかったというのも正直なところ。
カジュアルに借金しすぎ
単純に面白いけど
僕らは毎日ドラマを
「これあるあるやな」とか
「やんばるっぽいなぁ」
と思いながら見てたんやけど、ふと、沖縄の人達はどういう風に感じてるんかなって疑問が浮かんだ。
今回は、自分ら内地の人間の見方と、沖縄の人達とでドラマの見方が違うのか、
実際に話を聞いてみた。
ドラマと現実で違った部分
- 貧乏設定にしては食事が豪華
- 家族総出で働かないとやっていけない
- お金はもっと大切
ちなみに、長男甘やかしは本当らしい
まず、多額の借金をして、やんばるで暮らしてたら、基本は芋ばっかり食べてるのが普通みたい。
料理がメインのドラマやから、沖縄料理を出していきたいという制作の都合があるのも分かる。
それやったらなんであんなに貧乏設定にしたんやろ。
後、基本的に長男が一番立場が上なのは本当らしい。作中でも上座の中心に座ってたし。
ただ、ある程度の年齢になると出稼ぎに行くのが普通で、
あそこまでぐーたらしてるのは珍しいそう。
とにもかくにも働くのが先。
子供全員学校に行けてるってことは実は裕福なのかも。
その他の当時の思い出
・ドルから円に変わった時、日本札の大きさに驚いた
・貧しい家庭にとっては通貨確認などはあまり意味がなかったらしい
・内地の人間の沖縄差別もあったし、沖縄県人同士でも北部の人間は差別されたことがあったらしい
当時小学生くらいだった人に話を聞くと、10セントで1食分くらいの物価で、駄菓子屋では目いっぱいお菓子が買えるくらいの価値だったそう。
1ドルなんて大金で、ドラマの中で1000ドルとかの借金をするのはちょっとありえないらしい。
また、本土復帰後によく内地の人が来るようになって、驚かれることが多かったらしい。
悪意なく
「お箸つかえるんですね」
とか
「日本語しゃべれるんですね」
って人がいたらしい。
本当に異国の地やと思ってたんやろか
沖縄の人同士でも、沖縄北部の人が那覇とかに行ったときは、北部なまりを指摘されて
ばかにされたことがあったみたい。
中には
「沖縄の人との結婚は許さない」
って考えも本州の人達には根強くあって、
沖縄は今や憧れの存在でもあるから、想像がつかないけど、
当時の生々しい話を聞くと、どれほど苦しい思いや悔しい思いをしてきたんやろうなって感じた。
沖縄の歴史を学ぶと、琉球王朝時代から、周りの国々に翻弄されて苦しんできて、
それでも平和と共存を愛する県民性がよく分かる。
こういった逆境を乗り越える強さと、受け流すしなやかさが、
僕らが沖縄が好きなところなんやなって気付いた。