沖縄文化

日本全体が沖縄に対する関心の無さを感じた日

沖縄に住んでますます感じる疎外感

2023年8月、沖縄に強力な台風が襲ってきた。

もきち達が住んでいる伊江島も木々や建物が壊れ、停電や携帯電波の遮断、フェリーも1週間以上止まり物資が滞るなど、とても大きな被害を受けた。

そんな台風が今度は九州地方に北上し、ようやく沖縄方面から外れるかと思ったとき、

気象庁と国土交通省が緊急の注意喚起の会見を行った。

もきち

いや、沖縄とっくに被害受けてるで

沖縄は日本と思われてないのか?なんとも釈然としないもやもやを感じた。

それが今回ブログを書いた理由。

沖縄のことはあまり報じられない

もきちは地元が関西。今まで関西方面から四国、中国地方などいくつか住んでる経験があるけど、

当然その地域によって発信されるテレビや新聞などの情報に偏りがあるんよね。

例えば香川に住んでたらうどん情報にめっちゃ詳しくなったり、京都はお寺とか祭りとか。関西はお笑い中心やったり。

仕方ない部分とはいえ、もっと日本の色々なことを報じて欲しいと常々思ってた。

内地に住んでるときから沖縄が好きで、沖縄のことを調べたりしてたけど、

能動的に沖縄の情報にアクセスしないとなかなか見つからない情報があったり。

例えば、沖縄は慰霊の日が休日になり、テレビ番組も戦争特集を組んだりして、沖縄に住んでいたら戦争の歴史が自然と入ってくる。

内地の人達は広島平和記念日や終戦の日はよく報じるけど、沖縄の慰霊の日、戦後復興については数分ほどしか取り上げない。

沖縄の地上戦の歴史や土地問題、今も残る米軍基地問題、台風被害など、日本全体に関わる事柄も、悲しいことに内地ではあまり報じられない。

今現在、石垣島に自衛隊駐屯地が開設したことや宮古島に避難シェルターが設置されたことからも、有事の際は最前線になる沖縄。

でもこれって、沖縄県の問題じゃなくて、日本全体の問題ちゃうかな。

気が付いたら日本も戦争始まってた、なんてこともあるかもしれん。

沖縄のこと好きな人、いっぱいいると思うけど、沖縄は遊ぶ場所、観光する場所という認識で、日本の歴史上大切なことや米軍、戦争、地理的に隣国と近い危険性といった切り離せないことには無関心なのは少し悲しい。

沖縄旅行にくるときに

沖縄に住むようになって、日常で頻繁に戦争の話や米軍の話が入ってくるようになった。

知られていないっていうのは存在しないと同じことやから、出来るだけたくさんの人に沖縄の昔と今を知って欲しい。

それが日本の今の立ち位置を知ることや、今の政府はどうして防衛費増額しようとしてるんやろうとかに繋がってくると思う。

沖縄に旅行に来た際は、ぜひ沖縄歴史博物館、平和記念資料館、ひめゆり平和記念資料館、対馬丸記念館、など資料館巡りをして欲しいなと思う。

まずはここから

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