沖縄暮らし

染みついていく沖縄イズム

エイサーを見る日常

沖縄に移住する前は、エイサーといえば踊りのパフォーマンスのひとつとしか見てなくて、

よくホテルとかイベントとかで披露されているのを見てはすごいなぁという感想を持っていたもきち。

本当はご先祖様に向けて送り出す儀式ということは最近知ったんやけど、島暮らしして旧盆にエイサーを見るのが日課となって、大切な行事なんやなと感じるように。

かくゆう息子は、去年は音が大きくて怖がっていたのに、今年は興味しんしん。

食い入るように見入っていたのが印象的やった。

幼稚園でもエイサーの練習をするらしく、子供の時から自然と沖縄の風習を受けられるのはわが子ながらうらやましい。

こういった体験ができるのも沖縄に移住したおかげやけど、果たしてそれを当たり前に受けとっている息子からしたらどう感じるんやろうか。

先祖を敬う、血のつながりを大切にする沖縄イズムは受け継いでくれたらうれしい。

移住4年目にして思うこと

沖縄に移住して4年。なんとなく気候にも体が慣れ、1年の過ごし方や島での立ち位置も定まってきた今日この頃。

移住前に感じていた不安や戸惑いはなくなり、お金に関しては不自由になったけれど、内地に暮らしていた時よりなんとかなるかなと思うようになった。

今まで5,6回引っ越しをしてみて、それぞれに住んでみると居心地がよく、沖縄も離島とはいえ同じ日本だからそれほど違いはなかったのが正直な感想。

最も大きな違いは、沖縄に住むと地域とのつながりは避けて通れないかなという印象。

個人で仕事をして、誰ともかかわらずのんびりしたいという人にとっては、少し住み辛いんじゃないんやろか。

いろいろな人に助け助けられ、人の優しさに触れる機会も多いし、その分摩擦やトラブルもあるけど、両方良い経験なんかな。

今思うのは沖縄に移住して本当に良かったってこと。4年経っても飽きることはないし、これからもそれは変わらないんちゃうかな。

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