人口減少の流れに唯一逆らう沖縄県
沖縄に移住してきて4年目のもきち。
道を歩けば子供が多いと実感する今日この頃。データでみても東京に次ぐ人口増加率。
東京は働きに来る移住者が多いことはなんとなくわかるけど、沖縄は果たしてどんな理由で人口が増えてるんやろか。
今回は沖縄の人口について考えてみた。
子供は確かに多い
沖縄は本州に比べて子供が多い気がする。これは肌感やけど、1世帯あたり複数の子供を産んでいるようで、身近に3人兄弟なんかは当然のようにいるんよね。
合計特殊出生率を見ても、全国平均1.3前後の上を行く1.7後半を推移。
ちなみに東京は1前後。
だからやっぱり沖縄に住んでいる人はたくさん子供を産んでいるというのが人口増加のひとつの理由っぽい。
でも東京はなんで人口増加してるのって、転入者が多いからなんよね。
沖縄はわずかに転出者が多いみたいで、若い人なんかは一回島を出るっていうのもあるんかな。
転出者が多くても、全体でみれば人口増加率は東京に次ぐ2位なのはすごいこと。
要するに沖縄は子供を産んで育てるのには最適やけど、働くとなったら都会にいっちゃうみたいな感じかな。
なんで沖縄だけ?
そう、なんで沖縄だけ出生率が高いんやろう。
でも沖縄に住んでみると何となくわかってきた。
まず、親世代が兄弟多いから、自然と自分の子供も兄弟いるの当たり前と思ってる。
子供がいっぱいいても親戚や親、いとこなど家族総出で子育てに協力できるから、お母さんも安心して産めるし、沖縄は血のつながりの絆が強いので、お金がなくてもなんとかなる場合が多い。
お金なくてもなんとかなるっていうのは出産のハードルを下げてると思う。
あとね、育てやすい。沖縄は子育てしやすい。
飲食店も大抵座敷あるし、子供遊ばせる公園なんかもいっぱいあるし、何より子供が多少暴れても周りの人暖かい目で見てくれる。
子供ってそういうもんだよねーって感じで扱いに慣れてる。
つまり子供をたくさん産むようになるには、親の心理的ハードルを下げて、育てやすい環境にしないとあかんのやろな。
とはいえ、沖縄でも場所によって状況は変わってくる。本島では北部に行くに従い人口は減少している。今後ジャングリアの発展でどうなっていくのかは要注目やな
最後に
沖縄が子育てしやすいのは間違いない。
なんなら全国の赤ちゃんはみんな一旦沖縄に住んだらええんちゃうかって思うくらい。
子供は宝と親が思うように、地域の人たちも子は宝と思ってる。
沖縄に見習うところはいっぱいあるんやなぁ。