沖縄北部の離島、伊江島について
僕が今住んでる離島、伊江島について紹介するで。
伊江島は人口約4000人。規模で言うと石垣島、宮古島、久米島に次いで4番目ほどの人口。
コンビニもあるしスーパーもあるし、病院もあるから島の中で生活は完結するんよ。
でもみんな伊江島って行ったことある?
僕も沖縄好きやけど、今までたっちゅんって山があるなぁくらいしか知らんかってん。素敵な島やけど知名度としてはまだまだやと思う。
観光ガイドブックにあんまり載ってないっていうのもあるかな
僕のYoutubeに島の様子を載せてるから興味ある人は見てみてみてな。
今回は沖縄の離島暮らしってどんな感じなのかを、僕の気持ちで書いてみた。
嬉しかったこと
- 島の人が人懐っこい。優しい
- 気にかけてくれるので孤独感を感じない
- 島野菜がたくさん食べられる
- 豚肉がおいしい
- 空気がきれい
- 自然がいっぱい。子供が育てやすい
人について
沖縄は人が優しくて世話焼きな人が多いイメージやけど、一方で内地から来た自分は部外者だから嫌われたらどうしようとか少し緊張してた。
でもそんな不安は島に来てから杞憂に終わることになった。
島の人たちの優しさが嬉しいわ
実際どの場所にもいい人悪い人、合う人合わない人がいるから、都道府県の場所で、どんな性格の人かは決まってないんやけど、今まで色々な場所に住んだ経験から、その地域の歴史と文化が県民性に影響している部分はあるなと思う。
実際沖縄の歴史を学べば学ぶほど、人の温かさはとても納得できる。
声をかけてくれたり野菜をくれたり、困ったときは助けてくれたり、内地でもそういった経験はあったけど、伊江島はその人の輪の範囲が広く感じる。
食べ物おいしい
沖縄料理が好きな僕にとって、いつでも島野菜が食べられるのはすごくうれしい。
内地でも沖縄の野菜は売ってるけど値段が高すぎて普段使いできないから、食生活も自然と変わった。
特に豚肉は沖縄が一番安くておいしいんじゃないかと勝手に思ってる。
ただし白菜なんかの葉物はすごく高い
※その後判明、冬になると安くなってた。
周りが自然に囲まれている
見渡す限り自然の海と木々が溢れているって、よく考えたらすごく贅沢。
すぐ近くに海があるからふらっと遊びに行ったりできるんよ。
そんな環境に住めるというだけで、伊江島に移住する価値は十分あると思う。
子供を自然の中で育てられるのは親としても安心だし、息子もなんだか島に来て健康になったみたいでよかったなと感じてる。
困ったこと
- 専門病院が本島にしかない
- ハローワークが本島にしかない
- 物価が少し高い
- 荷物が届くのに1週間は見ておく必要がある
本島に渡らないとダメなケース
基本的に内科と歯科は島の中で完結するけど、小児科や眼科、耳鼻科など、
専門的な治療は本島に渡る必要がある。
妊娠した場合も検診や出産は本島で行うため、慣れないうちは戸惑うかと思う。
また、ハローワークや税務署も島にはないため、必要に応じて島を渡るので時間とお金がかかるのは仕方のないところ。
そういったことを分かったうえで住むかどうかで感じ方は違うかも
物価が高い
沖縄は野菜や魚が豊富で物価が安いというイメージがあったけど、本島の物価は内地に比べて少し高いし、離島はさらに高い。
輸送費を考えると当然なんやけど、子供を育てているとおむつやおしりふきなど日用品がじわじわ家計を圧迫する。
今は本島に渡った時に大量に日用品を買い出して安く抑えたり、工夫するようになったかな。
最後に
嬉しかったこと、困ったことを書き出してみたけど、これらを不便と感じるか、大したことないと感じるかは人それぞれやと思う。
人との距離が近いことが辛いと感じる人もいるかもしれないし、あまり物を買う必要のない人もいたり。
要は自分にとって居心地のいい場所であるかどうかが大切なんやなと。
沖縄に移住を考えている人は、
自分が無理しなくても過ごしていけそうな場所
という見方で探してみてもいいと思う。
沖縄県と言っても、場所によって全然雰囲気が違うから、きっと住みたい場所が見つかると思うで。