離島での子育て。親も子も初めての経験
もきち達一家は元々関西に住んでいて、沖縄の離島暮らしは初。
子供は2歳まで関西、2歳から現在まで伊江島暮らし。
大人は住む環境が変わっても人格形成にあまり影響はないかもやけど、息子は島で暮らすとどうなるんだろうか、今回そのことについて書いてみた。
遊び方について
うちの子はどちらかというと慎重派。勝手に何かに触ったり、親の目が見えないところに脱走することはあんまりないんやけど、島暮らしするようになって、よく走るようになった。
内地にいる時は散歩するにも周りは車だらけやし、大きい広場を探して車で遠出するしかなかったんで、あまり自由に駆け回れる環境じゃなかったんよ。
島で暮らしてから運動能力と体力は確実に上がったように思う。
それに周りの大人たちも、子供を見守ってくれている環境というのが、子供を遊ばせやすく感じる理由のひとつかも。
内地では周りの大人の目、結構気になってた
興味の対象
1歳を過ぎたころから電車に興味を持つようになった息子。
いつも電車を見に行ったりしてたんやけど、伊江島にはもちろん電車はなくって。
代わりにフェリーがとっても気に入ったみたいで、一人で出港の真似をしてたりおもちゃの車やフォークリフト動かしたりしてる。
この点は身近にある乗り物に興味持ってるって感じで、電車のことも興味なくなったわけじゃないみたい。
実家に帰るとき飛行機に乗る機会も多いから、空港も勝手知ったる感じで慣れたもん。
沖縄らしいものと言えば、エイサーが気になるみたいで、踊りを真似して踊ったり、太鼓の音や沖縄の音楽に敏感に反応するようになったのは個人的には嬉しいところ。
性格面
自然を相手に遊ぶことが増え、保育園でも伸び伸びと過ごしているので、活発な性格になってきてる気がする。
内地の保育園は保育士の数が足らず、年長組と一緒にされたりあまり面倒見てもらえず、しつけに厳しい指導に泣いている日が多かった。
今は保育園に行くのが楽しみで、友達もできたみたい。
他の保育園と比べたことがないので分からないけど、沖縄の保育の指導はおおらかで子供の成長に合わせてくれている気がするので、親としても気持ちが楽になる。
島暮らしの子供への影響
今のところ伊江島に暮らして子供にとってはプラスの影響しかないかなという感じ。
逆にこの環境が当然と思って育ったら、大人になった時、都会に行きたくなるんかなと思ったり。
一度は外の世界を見て、最終的にまた島に戻ってくれたら嬉しいなと親としては思うけど、
それはまた本人の意思次第やから強制はできひんしね。