沖縄暮らし

離島暮らし最大の懸念点 医療問題

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移住検討者は医療体制をチェックしたほうがいい

沖縄那覇周辺の医療の充実度は大阪東京ほどではないにしろ、第3都市部くらいは選択肢があるのでそれほど困らないんやけど、本島北部地方、離島地方はどうしても医療が脆弱な印象があるよね。

伊江島は診療所があり24時間診察を受けられる体制が整っているので、他の離島地域よりは恵まれていると感じるけど、専門分野の治療や診察を受けようとなると途端に不便になる。

今回は実際に経験した、ある一日について書いてみようと思う。

息子が体調を崩した日

子どもが体調を崩すのは大抵急な出来事。この日も朝起きて熱が出て鼻水や咳の症状から、風邪ひいたなってところから始まる。

この時、島の診療所に行くのか、本島の小児科に行くのかで毎回迷う。

なぜなら診療所は総合医療で小児科医ではないので、ただの風邪ならいいけど、専門的なことは分からない。例えばアレルギーのことや喘息のこと、皮膚病、耳や鼻のことなど、心配なら本島で見てもらった方が一回で済む。

朝一の便で本島に行くと、午前中には帰ってこれるけど、2便に乗ると夕方まで帰れない。

船は片道30分。そこから車でさらに数十分から数時間、子供にとってはきつい時間。

この時車を乗せるための予約も必要なので、朝急に体調を崩すと頭をフル回転で判断する必要がある。

小児科は本島に渡ってすぐにあるけど、耳鼻科や皮膚科なんかはさらに遠くにあり、選択肢も少ないため充実した医療体制とは言い難い。

ちなみに妻が少し気になるしこりがあってエコー検査をしようと思うとエコー検査ができる病院が数件しかなく、片道1時間以上かけて那覇方面まで出る必要がある。

婦人科など専門医療を受けようと思えば泊まりで行くこともある。

子どもに限らず大人も専門病院に通うのはとても苦労する。

沖縄移住希望者はまず病院探しから

今まで色々な地域に住んでみたけど、選択肢と利便性という面では、正直医療に関しては沖縄は一番不便やと感じた。

これも人によって感じ方は違うから、一概には言えないけど、比較的うちの家族は体調崩すことが多く、病院に通う頻度も多いからそう感じやすいんかもしれん。

沖縄に住みたいって考えた時に、住む場所、仕事は結構みんな最初に探すんやけど、医療体制については自分が病気にならない限りそんな関心ないんちゃうやろうか。

沖縄移住を検討している人は、今自分が健康でもそうでなくても、住みたい場所の医療体制を調べてみるといいかと思うで。

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