1972年以前は沖縄はアメリカ統治下だった
2022年、沖縄が日本に返還されて50年の節目を迎えた。
当時を知る人からすると、決して喜ばしい復帰、というわけではなく。
僕も沖縄に住んでみて、内地にいる時より沖縄の歴史に触れる機会が多く、
日々考えることも多い。
と同時に、内地ではあんまり沖縄の歴史や沖縄の人達の想いを伝えるメディが少ないことに気付いて悲しくもなった。
沖縄はリゾート地で明るい楽しいイメージが定着しているけど、
もっと沖縄の人達に対する敬意があってもいいんじゃないかと個人的には思う。
当時を生きていた人の話を聞くと、沖縄に対する差別はほんの20年くらい前にもまだ残ってたらしいし。
これからの沖縄、どうなっていくんやろう
琉球王国時代から中国に朝貢し、琉球処分で大和にされ、そのあと戦争でアメリカ統治。
周囲に振り回されながら、沖縄独自の文化や伝統、工芸などを残してきたのは
沖縄のたくましさと、あきらめないポジティブさはもちろん、
その時代時代に流されない、しなやかさあってこそ。
僕が沖縄が好きな理由は、自然の多さもさることながら、
そういった沖縄の人に憧れてるってとこもある。
独自の文化と様々な国のいいところをチャンプルーしてきた沖縄にとって、
これからどんな世の中になっても、一番うまく順応するモデル都市になっていく気がする。
沖縄式都市計画が世界中に広まれば、争いのない平和な世の中になるのになぁと感じるなぁ。
まだ沖縄には米軍基地問題も残ってるけど、
沖縄の負担を減らすために、県内に基地を作るんじゃなく、
中国と日本の間の海上に移動型基地を作る技術は発展せんのやろかと切に願う。
今まで色々な所に住んでみたけど、
沖縄ほど県民愛にあふれているところは見たことない。
やっぱり自分の住んでいるところが好きって思えるってとても素敵なこと。
なんかまとまりない話になってもうたけど、
内地の人達にひとつ提案なのは、
沖縄旅行行ったときに、楽しかったな、また行きたいなって思ったなら、
次は沖縄の歴史や文化を調べてみるのも面白いと思うで。
美術館や博物館、ひめゆりの塔とかいっぱい見るところあるから、おすすめ。