見上げてみると意外と水タンクだらけ
旅行で沖縄に来たときに、どこか本州と違う雰囲気や街並みにわくわくするんやけど、
何が違うんかなぁっていつも思ってた。
例えば看板の文字が直接壁に書いてあったり、南国特有の植物が植わっていたり。
中でも家やビルの屋上にタンクが置いてあるっていうのも沖縄らしい風情のひとつ。
ダムや下水道が開発されていなかった名残りらしい
水不足に備えて各家庭で水を貯めておいたらしいけど、沖縄で水不足って意外やな。
アパートのタンク、壊れました
現在は沖縄で水不足に悩まされることはないんやけど、今でもこのタンクを活用しているお家やアパートは多い。特にアパートでは水道管から一旦タンクに水を貯めて、浄水して各家庭に配水したり。
つい先日、うちで洗い物してたんやけど、だんだん水の勢いがなくなって、とうとう水が止まったんよ。
シャワーも洗濯機も全部水が止まって大慌て。
急いでお隣さんに連絡したらどうやらアパートみんな断水状態・・・
水道局に電話しても、水道管は問題ないらしく、原因はタンクの水漏れ。
ただタンクは大家さんのものなので勝手にいじることはできず。
この時点で夜の11時。
もちろん不動産屋は電話が繋がらず、業者も本島にいるので明日のフェリーまでは来れない。
え、これは、詰んだ・・・?
トイレ、どうする?洗濯物途中、これは仕方ない。洗い物、これも仕方ない。コンビニで水買う?いつまで止まる?誰かのお家にお邪魔する?
狼狽するもきちたち、なぜか興奮する息子。
しかもその間も水道メーターは動いているので水は駄々漏れ状態。
でもそこは島の人達のつながり。
アパート住民の方から知り合いの見てくれそうな方を紹介いただき、
本島の業者さんともつながっていて、どうにか緊急処置完了。
やっぱり島の人同士のつながりが深いのって、こういう困ったときに助け合ってきたからなんだなぁと実感。
普段から地域のつながりを大切にしたり、一緒に行事に参加して協力し合わないで、困ったときだけ助けてもらうなんて虫が良すぎる話。
自分が助けてもらうこともあるんだから、なるべく地域のためになることも率先して参加しないとなぁと思う出来事やった。