沖縄は移住は夢のスローライフ・・・?
沖縄移住も板に付いてきたもきち達、憧れのスローライフ実現か?と思いきや毎日ひーひー言って働いております。
よくテレビや雑誌なんかで沖縄に移住してカフェ経営してたり、キッチンカーやってたり古民家改装してたり、そんな人たちを見てえらい充実して羨ましいなぁって思ってるんやけど、やっぱり実際話を聞くとそんな旨い話ばかりではなく、苦労もあるみたいやな。
今回はそんな沖縄移住者の理想と現実を書いてみよか。
ここでしか話せない内容やでー
お金の問題
一番気になるのはお金の話やね。沖縄で生活するって結構内地(本州)に比べて物価も高いし車も必須やし、固定費はかかるんよ。東京、大阪よりかは高くないけど、まぁ岡山とか名古屋とか、北海道とかより物や食品の値段は高い印象かな。
家賃は那覇周辺は高くて北部に行くほど安くなる傾向やけど、離島は逆に高くなったり、こればっかりはまちまち。
そのくせ賃金は低いもんで、相対的に生活は苦しくはなりがち。
もきち調べでは、沖縄でも比較的賃金が高い、安定してるのは
- 公務員(安定してるでー。村とかでは一番の稼ぎ職候補)
- 建築関係(公共事業請け負ってるとこは強いで)
- 宿泊業(コロナ後盛り返してきたで)
の3つ、これは手堅い。
後、個人事業で成功してる人たちっていうのは2パターンあって、
1.本当にその事業で成功してる
2.実はそのほかの仕事で儲けてる
ってあるんよ。沖縄は複数の仕事をかけもちするのって珍しくなくて、那覇周辺より地方、離島に行けば行くほどいろんな仕事しながらって人が多い。兼業農家とかね。
ほんまのやり手の経営者はいるけど、今回は個人事業とかフリーランスの話な
表に見せる姿は良い面に決まってる
例えば自分の好きなカフェを経営していて、毎日常連さんがきておしゃべりしながら過ごすとか、キッチンカーでのんびり仕事して、早めに切り上げて夕方から海でバーベキューするとか、表で見る分にはとても充実したハッピーライフに見えていても、裏ではすごく苦労したり、そこまでたどり着くのにものすごく努力してる人がほとんど。
もきちも島暮らしのインタビュー受けたことあるけど、楽しい所、きらきらしたところをメインに話して、本当に辛かったところ、苦労したところ、お金の工面とか人間関係のいざこざ、リアルなところはやんわりとしか話さなかったよね。だってそういうのってパーソナルな部分やし。
メディアがそういうところを使いたがらない、ってのもあるけどね
だからそういったメディアでの沖縄暮らしの人たちの姿は一面であるって理解しておいたほうがいいかも。
実は、な部分
表で見えるスローライフ、でも実際に生活するにはお金を稼がないとあかんよね。
のんびりキッチンカーしてて、それでどうやって生活してるんやろって疑問に思うやん。
これはもきちが実際に聞いた話なんやけど
- 実は前職のスキル、資格を生かして仕事してる。そちらがメインの収入源
- 内地での仕事を継続してる
- 古民家をリノベ、経営して不労所得を得てる(運営は委託)
- お店や土地をコネなどで激安で借りて自分で修繕したから固定費が少ない
- 講師、アドバイザー、コンサル業務を別に行っている
- 実家暮らしで固定費がかからない(パートナーガ沖縄出身など)
- 野菜や食べ物は誰かがくれるから食費がかからない
- できるだけ物を買わない、ミニマルな生活をしてる
- 株、投資をしている
みたいな感じで、やっぱり複数の仕事をこなしている人がメイン。そして現地の人に助けてもらってるってのもよく聞く。
大抵の人はやっぱり忙しいし、人間関係を築く努力もしてる。余剰資金があってそれを元手に増やしてる人は少し楽かなって感じ。沖縄も今、民泊とか一棟貸しとかめっちゃ増えてるし、儲かるんやろね。
夢のスローライフはある意味実現できる
沖縄に来てゆっくりしながら好きな仕事をして、自由気ままに過ごすっていうのはできるともできないとも言えるかなっていうのがもきちの感想。
好きな仕事をする、自分の時間を持つ、ということの引き換えに、他のとこで頑張ったり頭使ったり、人付き合いしたり。苦労は必要。
その人が持ってる資産や引っ越した先の環境、人間関係とか様々な要素によって変わってくるけど、おおむね好きなことしてのんびりしてる人は裕福ではなく、今あるもの、出来ることで満ち足りた生活を送るためのマインドを持っているという方が正しいかも。
幸せな生活をするために沖縄にいるんじゃなくて、沖縄で幸せに生活するためにどうするか頑張ってる、ってことかな。



